実録女の性犯罪事件簿 諸岡宏樹著 現在は、一言で悪というものを表すのがますます難しくなっている。道徳の時間というものが授業より消えたわけは、善悪を教えて教えきれるものではない、と言っているようにしか思えない。 個々人に善悪の判断を委ねた?とい…

ベストセラー小説の書き方 ディーン・R・クーンツ著 大出健訳 この書籍は呪いだ。それはこの書を生半可にも、読みこなしたつもりになる者へのトラップだ。作品を著述する方法論が書かれていると勘違いする者への罠になっている。 クーンツ自身は、作品は作者…

サイコパスという名の怖い人々 高橋紳吾著 「悪」というものを書き出したくて、相対的な悪である犯罪者に絞って読み始めた本の中の一冊。 ひとは善悪分別のタガが外れることで、犯罪に及ぶと考えがちだが、サイコパスにはそれがない。犯罪を犯すには、それな…

絵でわかる マンダラの読み方 寺林峻著 意図する、それを伝える、という作業の中で、やはり空海さんは飛びぬけているようだ。金胎両部曼荼羅は非常に美しい仏教美術品だが、この書籍の案内に従って、マンダラを実際に歩いてみれば、空海さんが我々に伝えたか…

書きあぐねている人のための小説入門 保坂和志著 主体が何か?については常に考える癖がある僕にとって、この書籍は大変参考になった。執筆の主体がなにか?つまり、本は主体が、著者なのか?読者なのか?それとも編集者なのか?を明確に示している本だ。 著…

「頭がいい人」と言われる文章の書き方 小泉十三と日本語倶楽部 著 「頭がいい人」と言われる文章の書き方 1ページ目より辛辣なのは、編集者の目線による文章への様々な感情が吐露しているように読めた。小学校より習ってきた国語から、新聞社説、雑誌、明治…

サイバー戦争の今 山田敏弘著 過去、ニュースでは端的にしか知らされなかった、サイバー戦争の、推量を交えた実態。チャンコロが厚かましいのと、日本国政府の不甲斐なさが際立つ。 やはり、情報は使う側から作る側でないと、今後は生き残れないようだ。

悪の遺伝子 バーバラ・オークレイ博士

・DNAの70%が脳を作る ・境界性パーソナリティ障害 対処行動の特徴 ・スプリッティング 周囲の人を理想化したり、低く評価して揺れ動く ・投影 他人の弱点を利用する ・非難を他人に向ける ・物事をコントロールしたがる ・対人関係での感受性 ・状況によ…

悪の遺伝子 バーバラ・オークレイ博士

・反社会的な人格に見られる特徴 1.法にのっとった行動としての社会規範に従わない。例えば、逮捕につながる 行動を繰り返す。 2.他人をだます。例えば、個人的利益や快楽のために噓を吐き、偽名を使い、 他人をだますと言った行為を繰り返す。 3.衝動…

悪の遺伝子 バーバラ・オークレイ博士

遺伝子は誰もが持つもの。そこに悪の因子があるとしたら・・・? ・邪悪な成功者 1.他人に感情移入することなく、操るべき「物体」と考える。 2.世間一般の道徳を顧みない。嘘、ごまかし、その他の策略も容認される行動 だと考える。 3.明らかな精神的…